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20台乗り継いで、NBロードスターに乗るブログ。

nbtouhoku.exblog.jp

悲運の不人気ロードスターNB。その中でも1型、Vスペシャルという超絶不人気モデルを愛でるブログ。

MYロードスター。NBの歴史。

MYロードスター。NBの歴史。_e0402774_22034168.jpg
陸送されて下された直後の私のロードスターです。

ワタクシ、なぜか納車日は雨や雨上がりの日が多いです(笑)


1998年式。

通称NBロードスター。

改造個所無し。事故歴無し。関西方面の雪の降らないエリアの下回り錆無し。

内外装ともに大きな瑕疵は無く、

「走行距離は90000kmに達している」

この点を除いては良好なベース車です。

車検2年付きで70万ちょうどの予算組みに合致した個体だと思います。

今となってはよい買い物をしたのかな、と思っていますが納車直後のトラブルが大変でした。

購入店を1000km、3か月の保証付きにしていたので良かったです。


NBロードスターの中でも4型、詳細には6型に分かれるマイナーチェンジが行われた区分で行くと1型になります。

世の中ではいわゆる不人気の型で、販売早々2型以降の外観、メーター回り、パワフルな可変バルタイエンジンに変更されてしまった不遇のモデルです。

特に外観の印象の変化は大きい部分で1型と2~4型では別の車と言っても良い印象を受けます。

(世間からみたら同じにみえるでしょうけど)


Vスペシャルという185/60/14の小径タイヤに1800㏄のパワフルなエンジン(ロードスターとしては)、6速マニュアルトランスミッション。

なによりタンカラーの本革シート、にウッド仕様の内装。

BOSEスピーカーなど現代でも快適に気張らずにトルクフルに実用できる点が気に入ってグレードに関してはほぼ迷いなく決まりました。

RSはフォグ付きの外観がまずゴテゴテに感じ。

内装が黒一色で味気なかったのとビルシュタインのハードな足回りや16インチのタイヤのわりに1800㏄とVSと変わらぬエンジン。

、シートの材質や音響、外装カラーなど好みとはかけ離れた仕様でしたので。


カラーも伝統の緑で英国風に、とほぼ一択。

紺と最後まで迷いましたが。

紺の方が同予算で7万km台から購入可能でしたので。

まあ距離はあまり問題にしていませんでした。のちのちその点も触れます。

VSといえばミドリ、というイメージが強かったです。


もっともNBロードスターには購入した後からわかったことですが数々のバージョンが存在しまして。

クーペロードスターなどというもはやロードスターと名乗っていいのか。。。な完全クローズドモデルも存在ます。

VSでもNRエディションという限定のダークカラーのウッドとホワイトの皮、ワインレッドの外装、メッキの15インチモデルなど攻めたモデルもありました。

個人的に嫌いではないエディションでしたがなにせ10万km超えか内外装に問題ありなど。。。弾がありません。


ほかにもweb限定のイエローカラーの車体やターボ搭載モデル、10周年記念マツダスピードモデルなどなど。

1600㏄の5速モデルも出来の良さや軽さは秀逸で装備がやや貧弱ですがNR-Aなどという競技ベースの車体もあり排気量の差による価格差はほとんど見られません。


よく言えば低価格から選びたい放題。

悪く言えばバブル終わりのコストダウンと顧客の要望に応え迷走するマツダの四苦八苦が手に取るようにわかるモデルです。

わかりやすい部分で言うとアメリカ限定カラーまで入れると外装色の総数は30色に達していました。

もうオールペンしようにもマジョーラカラーくらいしか思いつかないラインナップです。

中古の弾数もそもそも新車時に不人気、という事で、特にMTに絞るだけで10万kmを超える過走行車、一貫性のない改造車、ハードトップ装着車、事故車などを除くと30台くらいしか選択肢がありません。

その30台はNA型、NC型と同等かそれ以上のプライスがついている事も考えると一概に低価格=NBモデルではないのです。

そして昨今のNAのレストアプランの影響からか、怒涛の高騰を続けるNAロードスターの煽りを受けてNBロードスターの底値もじわじわと上がってきております。


まあそれも2019年、現代のような

新車で

軽快で

自然吸気で

お求めやすいプライスの

手漕ぎの車がそもそも存在しないに等しい状況があっては分かっていた事と言えるでしょう。


新車当時のNB型は250万近くするプライスも相まり、カラー数とかマイチェンとかそこじゃない、ということもマツダが早く察知したのか、まともに販売された期間は1998年から2002年まで。

非常に短命に終わりNCモデルへのフルモデルチェンジと相成りました。。。


私の場合オープンカーのMTモデルを買おうかな、というのは決まっていたのですが

大きく分けて2019年2月現在で4世代あるロードスター。

NA型。

NB型。

NC型。

ND型。

どれにしようか、というところから迷いました。

2019年時点で最も安い価格から購入可能なモデルがNBロードスターですが私の場合はまあどれでも買おうと思えば買える予算組もできたのですが、あえてのNBロードスターです。

NCロードスターの前期型と少し迷いましたがNAやNDとは迷いませんでした。

さらに言うとベンツSLKの最終型に1800㏄+ターボの6段MTモデルという変態モデルが存在しており、300万くらいから中古車も選択可能でしたのでそれをドノーマルで乗る、という選択肢ともちょっと迷いました。

予算的には良好な個体のS2000も範疇でしたが


とにかくいろんな車に乗ってみたい、という考えがあって、一貫して言えることが


「人と同じはイヤ」


という事です。


次回はなぜNBロードスターのドノーマル1型90000km走行車を買うに至ったのかをつづりたいと思います。


by nbtouhoku | 2019-02-05 22:04 | NBロードスター

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